「毎日上司に怒られて嫌になる」
「今より人間関係が良くて、みんなでわいわいアットホームな職場で働きたい」
「アットホームな職場って実際どんな感じ?ブラック企業?」
こんにちは、元社畜のよっしーです。
毎日残業が当たり前で気づけば月の残業時間100時間越え。
さらに上司の機嫌が悪くなるとあたられてばかり。
毎日怒られて上司の機嫌をとったりで精神的にきつくなって転職するこを決意。
次の職場は、人間関係がいい会社で働きたいと思い、アットホームな職場を探し転職しました。
実際に働いてみると、思っていたのと違いこれがアットホーム?と思える職場でした。
アットホームな職場なら前の会社と違い「人間関係に悩まない」と思ったのが、間違いだったのかもしれません。
そこで今回は、実際の体験をもとにアットホームな職場の実態を紹介しようと思います。
求人に「アットホームな会社」と書く理由
単純な理由としては他にアピールすることがないからです。
待遇や環境も普通で求人でアピールすることがないと誰も応募してくれません。
なので「楽しそうでアットホームな職場」としか書けないのです。
求人を見ていると「みんなでわいわい、アットホームな職場です」と書いてい、みんな笑顔で肩を組んでいる写真が載っているのをよく見ると思います。
普通なら「みんな仲が良くて楽しそう」「こんな職場で働きたいな」と思うはずです。
ですが実際は、無理やり笑顔で撮らされているだけの場合もあります。
本人たちも無理やり撮らされているので「作った笑顔」や「いつもはこんなんじゃない」
感が見えていたら要注意です。
求人に「アットホームな職場」と書く会社の特徴
アットホームな職場と書く会社の特徴は
・家族経営(小規模)
・ワンマン社長
・プライベートにやたらと干渉してくる
・飲み会やイベントごとが多い
・仲間はずれになるといづらい
家族経営(小規模)
家族経営や小規模な会社だと人数も少なく少人数で運営しています。
ただ会社が小さく人数が少ないので「アットホームな職場」と呼んでいるだけです。
実際に働いてみましたが、少人数で仕事をこなしていくので休みたくても休めないし仕事も忙しいです。
また社員の教育の体制も整っていないし、安全面も適当なのでした。
そのため大怪我したり最悪の場合、命を落とす環境でもありました。
良く言えば、一般の会社に比べるとマナーやルールもゆるいので大手企業のようなルールに縛られるが嫌な人にはおすすめです。
ただ安全面は保証されません。
ワンマン社長
こういう会社は社長がワンマン社長な場合が多いです。
社長の権力がすごいのは当たり前ですが、度が過ぎてワンマン社長の独裁体制が固まっています。
社員の言うことに耳も傾けず、残業や休日出勤は当たり前。少し逆らえばすぐクビにしてきます。
また僕の働いていたところは社長の奥さんの権力も強く、まるでわがままな女王様のようでした。
休憩時間には女王様の機嫌をとらないといけないので「みんなでわいわい」女王様の機嫌をとっていました。
これが「アットホーム」な職場の正体なのでした。
もちろん嫌われるとパワハラやイジメにあいクビになります。その結果、ほとんどの人が辞めていました。
プライベートにやたらと干渉してくる
社員はみんな家族みたいな感じでやたらとプライベートに干渉してきます。
「休みの日は何するのか」「彼女は?結婚はしないの?」とか。
さらには毎日ラインで連絡を取らないといけなかったり、夜中に酔っぱらって電話がかかってきたりでプライベートなんか関係ありません。
また何か相談事をすると一瞬で会社の人全員に広がるので、何も相談できません。
何でも相談できる仲や隠し事はないのは、会社としては理想的かもしれませんが度が行き過ぎると
束縛の激しい恋人のような感じで疲れます。
これが「アットホームな職場」と言えるのか疑問です。
飲み会やイベントごとが多い
会社で働くと飲み会やイベントごとがあるのは普通だと思います。
ですが一週間に何回も飲み会があり、休みの日にはバーべキューなどのイベントごとも多く、休みの時でも会社の人たちと過ごさなければいけません。
本当に仲のいい同僚たちと飲みに行くのは楽しいのですが、社長などの経営者とプライベートの時間をずっと過ごすのは疲れます。
もちろん断ることは可能ですが目をつけられます。
断れば仲間外れにされたり、次のイジメのターゲットにされるので行くしかありません。
プライベートを重視したい方はおすすめしません。
仲間はずれになるといづらい
アットホームな会社は仲間意識が強いです。
例えば、仕事を断ったり体調不良で仕事を休んだら他の誰かがあなたの仕事をしなければいけません。
そして、あいつのせいで仕事が増えたと「いじめ」がおきる場合があります。
こういう職場は誰か一人をイジメたがる傾向があります。
例えば新入社員、経営者の気に入らない社員です。
気に入らない新入社員や言うことを聞かない社員を、経営者がイジメる。それを見た他の社員がイジメる。
これで何人辞めたかわかりません。
アットホームな職場に向いている人、向いていない人
アットホームな職場でもすべての会社がブラック企業のような会社ではありません。
長時間労働や、パワハラなどのブラック要素がなければ合う人もいます。
アットホームな会社に向いている人
・いい人間関係が築きやすい人
・飲み会やイベントごとが好きな人
です。
いい人間関係が築きやすかったりすると、すぐにみんなと打ち解けやすく会社で過ごすのが楽になります。
経営者や上司からもすぐに気に入られ、難しい仕事もすぐに任されるようになるでしょう。
また、飲み会やイベントごとも好きだと毎週のように飲みにい連れて行ってくれたりします。
みんなで「和気あいあい」と楽しく過ごせます。
もちろん気に入られれば、お金は経営者がだしてくれるのでお財布にも優しいです。
こういうのが「苦」でなければアットホームな職場は働きやすい職場です。
アットホームな職場に向かない人
・人間関係を築くのが苦手な人
・プライベートを優先したい人
アットホームな職場ではみんなと打ち解けることが重要になってきます。
休憩時間などにみんなと「和気あいあい」と楽しく過ごしたりできないと仲間外れになり、気づけば一人になっている可能性もあります。
人間関係を気づくのが苦手で「職場の人とは一定の距離を保ちたい」「会社だけの関係で終わらせたい」と思う人には向きません。
また飲み会やイベントごとも多いので「プライベートを優先したい」「休みの日などは会社の人と過ごしたくない」人にも向きません。
飲み会などを断っていると、みんなの「輪」にも入れず一緒に働きにくくもなります。
アットホームな職場で働くときは慎重に
求人に「アットホームな職場です」と書いていると一見よさそうに聞こえますが、そういった甘い言葉に惑わされないように注意が必要です。
ブラック企業ほど求人にいい事しか書きません。
たとえば「未経験歓迎!一から丁寧に教えます!」「みんなでわいわいアットホームな職場です」などです。
そうでも書かないとブラック企業ほど求人に応募もしてもらえないからです。
ですが中には本当にホワイト企業が含まれてるのも事実です。
それを求人の内容で本当にいい会社か、悪い会社か見抜くのは難しいです。
転職活動の際には、実際に面接に行き自分の目で会社がどんなところか(面接官の態度や、会社の雰囲気)見極める必要があります。
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